カトリーヌの「朝1日1映画」

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京都・大阪 映画ゆかりの地&ロケ地めぐり+αの旅 その3

いつもご覧いただきありがとうございます♪

大変遅くなりましたが、京都・大阪の旅のラストです。

前回の記事はこちら2つ↓

katori-nu100.hatenablog.com

katori-nu100.hatenablog.com

 

最後は「食」と「宿」についてでございます。

私、純喫茶が好きで。

きっと京都、大阪にも素敵な純喫茶があるに違いないと、名店2店を訪ねてまいりました。

まずは京都。

 

フランソア喫茶室です。(google マップ)(食べログ

昭和9年(1934)開店。

市川雷蔵さん、3歳の時ですよ(←最近昭和の年を捉える基準ができてうれしい)。

石原裕次郎さんが誕生した年でもあります。

歴史的には満州国が帝国になり、溥儀が皇帝に即位した年。

そんな年にオープンしたこのお店。

反戦や前衛的な芸術を議論する場ともなっていたようで、お客さんの中には藤田嗣治宇野重吉桑原武夫がいたそう。

エコール・ド・パリの集うのカフェみたいですよねぇ。

でもこのあたり、歓楽街でもありまして、この道沿いにはいわゆる風俗店もあり、客引きのお兄さんとすれ違いながらたどりつくという不思議な感覚もあります。

 

中は豪華客船のホールを思わせるイタリアン・バロックを基調とした装飾。クラシックが流れる中、もう椅子から、ステンドグラスから、ライトまで、すべてが素敵。

奥にも部屋があります。

お店の店員さんは20歳前後の女性で、昔ながらの黒と白の制服でかわいらしいです。

 

見上げると、ブルーのランプと銅板レリーフの絵。

 

メニューの絵もピカソっぽい。

 

純喫茶メニューっていろいろ迷うんですが、ピザトーストが好きで、このお店でも注文。

「少々お時間がかかりますが、よろしいですか?」と聞かれ、待つこと15分ぐらい。

サラダは冷えててシャキシャキです。

 

来ました~。

5cmはある厚切りのトーストにチーズがこれでもかとかかり、オリーブオイルとバジルの共演。

フワサクで、ボリューミー。でもペロっといける。

幸せな味がします。

 

コーヒーも注文。スプーン素敵。

深煎り系で、酸味は少ない。

深い香りと苦味が広がり、後で砂糖も入れてみましたが、これは美味しいコーヒーに出会えました。

 

まだ食べるか! って感じですが、めったに来られないお店なので許してください(笑)。

レアチーズケーキを注文。ブルーベリージャムと一緒にいただきます。

コクがあって甘さ控えめ。食べ応えがあります。

これだけ食べると、結構お腹いっぱいになりました。

レジ回りで販売していたお店オリジナルクッキーを2つお土産に買って帰ったんですが、バターが香り高くて美味しかったです。

クッキー(1袋500円)2つ込みで2,500円くらいでした。

 

次の日に大阪の純喫茶ヒロへ。(Google マップ)(食べログ

本町駅直結の船場センタービル10号館のB1Fにあるので分かりやすい。

大阪ではどのお店に行こうか迷ったんですが、手作りプリンが有名ということで、プリン好きとしては行かないと後悔しそうということで行ってみました。

外にはプリンの冷蔵庫が。

このお店構えからしてコーヒーも美味しいに違いない。

 

中はレンガ造りで落ち着いた配色(お客様も一部レンガ色にさせていただいています)。

カウンターには男女問わずお一人の方が座られていて、一人でも気軽に来れそうなお店です。

店内はそこまで広くなく、椅子席は5テーブルぐらいかな。

私はすぐ座れたんですが、次の方は外で待っていらっしゃいました。さすが人気店。

 

ブレンドコーヒーと自家製黄金焼きプリンを注文。

これですよー。でかい―!

最近堅めのプリンが流行っていますが、そこまで硬くなく、どっちかというと柔らかめ。

カラメルがほろ苦くて手作りならではの味がします。

バナナの甘さと生パイナップルの酸味がいい脇役ぶりを発揮して、とろんと甘いプリンを引き立てるんですわな。

このお店のブレンドコーヒーは酸味と苦みのバランスがちょうどいい、すっきり系の味。

甘いプリンとの相性がいいです。

プリン+コーヒーのセットで850円。

またこちらも幸せをいただきました。

 

最後にホテルを。

大阪松竹座の近くにしようと思って、こちらをチョイス。

からくさホテル大阪なんばです。(Google マップ

2017年にオープンした比較的新しいホテル。

道頓堀グリコサインの比較的近くなんですが、大通りに面してなく、ちょっと路地裏にあるので、旅行者には分かりにくいかもしれないんですが、道順を覚えれば便利なホテルです。

 

飲み屋街の一角にそびえたっています。

 

部屋は「スタンダードツイン with Extra Bed」「スタンダードツイン」「キングダブル」「セミダブル」とありまして、私は「キングダブル」のお部屋を。

思ったより広くてびっくり。4,000円ちょっとですからねー、お得。

一人で使うのはなんだかもったいないです(笑)。

 

ソファーやテーブルも。

 

この部屋、湯舟がなくて、シャワーのみ(左)。

トイレ(右)とは別になっています。

写真には写ってないんですが、ハンドシャワーの他に、天井に「レインシャワー」なるものがあって、雨に撃たれるようにシャワーを浴びることができます(使わなかったけど)。

多分インバウンド狙いの外国人向けのホテルとして建てられたんでしょうね。

ぜひお泊りの際には、映画の主人公のように、スローモーション(妄想)でシャワーを浴びてみてください(笑)。

 

その他、街の写真も。

鉄道オタクではないんですが、この阪急電車のあずき色の色合いと、阪急梅田駅のまるで雨上がりのアスファルトのようにテラテラ光る床のコントラストが好きで。

この電車、100年前からこの色を採用しているそう。

地元には路面電車でレトロなかわいい電車はありますが、この美しさには負けますわ。

 

最後に雨上がりの京都を。
ちょうど祇園祭の最中で、赤や白の提灯が街にいたるところに灯っていました。

テーマを決めて、さくっと行く一人旅でしたが、なかなか楽しめた気がします。

ぜひ、この秋、お気に入りのテーマを決めて気になる場所へ行ってみてはいかがでしょうか。

PS:この写真、空に緑色の光があるんですが、何なんでしょうね(雲の中央に3点と、左奥に1点)。まさかUFO?!

最後までご覧いただきありがとうございます♪