カトリーヌの「朝1日1映画」

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竹原市(広島県)映画ゆかりの地&ロケ地めぐり+αの旅 その3

いつもご覧いただきありがとうございます。
竹原の旅、その3、最終章でございますー。
その1、その2(過去記事)はこちら↓

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最後は「交通」です。
往路は芸陽バスの高速路線バス「かぐや姫号」を使用。
1時間30分の旅で、アッという間に着いたのですが、帰りも一緒では面白くないなぁと、一度乗ってみたかった観光列車に乗ることに!
その名も観光列車「etSETOra(エトセトラ)」です。

まずは竹原駅へ。
公共交通ではバスを利用する人が多く、道の駅はにぎわっているんですが、駅には人がまばら。売店もコロナの影響で閉店になってしまってちょっと寂しいですね…。
あらかじめ予約していた座席を受け取りました。
自動券売機で切符の受け取りにちょっと戸惑っていたんですが駅員さんが優しく教えてくださいました。

 

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うれし気に列車の竹原到着動画を撮ってみました。ワクワクしますー!(最後、慌てててカクカク映像でブッツリ切れててすみません…)

列車名の「エトセトラ」という言葉は、ラテン語で「その他いろいろ。等々。…など。」という意味があり、「えっと」は、広島弁で、「たくさんの」「多くの」という意味ももっています。(公式HPより)とのこと。
2年前までは確か「瀬戸内マリンビュー」っていう列車名で、宮島口~尾道間を運航していたんですが、リニューアルしていました。
今は呉線経由で広島~尾道間を主に金・土・日・月に運航。
全ルート乗ると3時間で、おとな2,520円、こども1,760円。
私は竹原~広島でしたので2時間の乗車でおとな2,170円でした。
乗車券1,170円にグリーン車券を1,000円プラスするだけで優雅なひとときを過ごせるのはお得だと思うんですよねぇ。

 

https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/assets/img/etsetora/operation_section_image.png(画像はHPよりリンク)

ルートはこんな感じです。
いちばん海と線路の間が狭くて、見下ろすと海!となる箇所は忠海~三原の間にあって、絵ハガキにもなるような絶景ポイントなんですが、今回は残念ながら見ることはできず。
でも海沿いの町を走るので、ポイントでは海が見えます。

 

2号車の中は瀬戸内の山の新緑をイメージしたデザイン。
海側の席と山側の席があって、向こう側が山側の席です。
テーブルがあっていい感じでしょう。

私はこの海側の席が取れて、座席は窓に向かって座る席と、窓に平行に座る席があります。
子供の頃、窓の外を見るのに振り返らなきゃいけなかったのに、大人になると堂々と窓を向いて座れるという、夢のような座席!

 


1号車はオレンジで宮島の千畳閣をイメージしたデザイン。
1人席のほか4人掛けの席などもあります。

 


コースターがロゴ入り。
広島発の列車は「スイーツ列車」で、予約すると特製スイーツが食べられるんですが、今回乗った尾道発の列車はスイーツのほかバーカウンターでカクテルなどを注文できる「バー列車」。
大人のための癒しの時間を過ごすにはピッタリです。


瀬戸内ということで、船をイメージ。
ライトも船っぽいデザインなんですよね。

窓のデザインも船室のようですよね。

こちらがバーカウンター。
乗務員の方々が美味しい広島県産のジンを使ったオリジナルカクテルや日本酒を提供してくれます。

広島ならではのお菓子やナッツ、つまみもいろいろ。

 

私はetSETOraオリジナルカクテル「SETOUCHI BLOSSOM」と、スモークナッツを。
サクラオB&D(廿日市市)のジャパニーズクラフトジン「桜尾」とアヲハタ竹原市)のフルーツスプレッド「まるごと果実」を使用した、瀬戸内らしい柑橘薫る爽やかなジントニック
ホテルグランヴィア広島のメインバー「メイフラワー」の監修メニューとのこと。
ほんのりとした甘さの中にかんきつの苦味がエッセンスとなった爽やかなカクテルで、もう至福の時ですよ。

 

流れゆく車窓を眺めながらほろ酔いに。

秋らしく柿が実るおうちと、瀬戸内海。

海の上には牡蠣の養殖のいかだが浮かんでいて、瀬戸内独特ののどかな風景が広がります。

乗務員さん、結構気さくに話しかけてくれて、記念写真を撮りませんか~?とプレートとともに写真を。
思い出作りもちゃんとしていただけるJR西日本さんに感謝。

呉駅に着くと、私たちが乗っている列車に向かって親子が旗を持って手を振ってくれている!
うれしいじゃないですか~。

呉は海軍さんの街ですからね。
この方も旗と呉市のキャラクター「呉氏」とともに大きく手を振ってくれて。
こんなあたたかいおもてなしを受けると、呉で下車したくなりますね。

呉を過ぎると、家の中にこんな彫刻がたくさんある家もあって楽しめます。

暮れなずむ時間帯になり夕日が沈むスポットでしばらく停車。
「夕日をお楽しみください」というアナウンスとともに、しばし美しい瀬戸内に沈んでいく夕日を眺めます。

旅の終わりをこんなに美しい景色で〆られるなんて、ちょっとありがたい気持ちになりますよね(きっぷも記念に持って帰ることができます)。
日本で、それも身近な場所でお酒とともに車窓の風景を楽しめる観光列車「etSETOra(エトセトラ)」、おすすめです。

3回に渡り掲載した映画ゆかりの地&ロケ地めぐり+αの旅の竹原編。
楽しんでいただけましたでしょうか。

ではまた~!

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