カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

『シラノ』 (2021年 イギリス・アメリカ合作)

By http://www.impawards.com/2021/cyrano_ver2.html, Fair use, Link


ミュージカルですが、個人的には剣術アクションシーンに感動。

今日の1日1映画はサロンシネマで『シラノ』 (2021年 イギリス・アメリカ合作)を鑑賞。

17世紀のフランス。

剣の腕前だけでなく、すぐれた詩を書く才能を持つフランス軍きっての騎士シラノは、自身の外見に自信が持てず、思いを寄せるロクサーヌにその気持ちを告げることができずにいた。

そんな彼の思いを知らないロクサーヌは、シラノと同じ隊のクリスチャンに惹かれ、シラノは2人の恋の仲立ちをすることに。

愛する人の願いをかなえるため、シラノはクリスチャンに代わって、自身の思いを込めたラブレターをロクサーヌに書くことになるのだが……。

不朽の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を、「つぐない」「プライドと偏見」のジョー・ライト監督が再構築して描くロマンティックミュージカルです。

原作のシラノは大きな鼻がコンプレックスなんですが、この映画では小さいことに変換し、ミゼット(小人症)の俳優ピーター・ディンクレイジが演じています。

ミュージカルということで、豪華な衣装や建物、音楽が全面に出ている映画ではあるんですが、個人的には剣術のシーンが一番カッコいい!

いわゆる立ち回りとか、身のこなしとか、見た目が上手いとかカッコいいというのではなく、シラノののこれまでの内面を全て曝け出した、ある意味復讐のような、“生きざまで戦う”という感じが伝わってくるシーンで。

ミュージカル映画で、歌ではなく剣術のシーンで大感動したのは初めてかもしれないです。

音楽は荘厳な雰囲気ではなく今風で、ラップなんかもあって、MVのような雰囲気も。

シラノが紡ぐ豊富な表現の言葉の数々に、「言葉は心を動かす」ということを感じたのと同時に、映画には詩的なセリフが似合うなとも改めて思いました。

上映中の作品なのでこのくらいで。

↓予告編

 
 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村