「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年 アメリカ)
By May be found at the following website: http://www.impawards.com/1977/star_wars_ver2.html, Fair use, Link
未来っぽいけど実は時代劇。
農場青年の成長ロードムービー
今朝の1日1映画は「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(1977年 アメリカ)を鑑賞。
銀河の運命をかけてルーク・スカイウォーカーが壮大な冒険を繰り広げる、超有名シリーズの第1作目です。
子供の頃見て、昔に見てると思うんですが、まったく忘れているので再鑑賞。
SFって、ちょっと苦手というか、設定や名称でカタカナワードがたくさん出てきて、覚えきらないっていう理由だったんですが。
ところが改めて見て、もうその前提から覆されました。
あ、これ、未来の話じゃない…。
「遠い昔、はるかかなたの銀河で…」と始まり、昔の話だったことを知りました。
宇宙で戦うし、ロボットとか出るし、そういうのを出されると、勝手に未来の話だと勘違いしてしまい…。
衣装はローマ帝国みたいな体をまとう感じの服で、髪も古代の羊ヘアで…納得です。
設定も未来ではないので、社会がそこまで発達していなくて秩序が守られず、奴隷を使い強い奴が勝つみたいな状況。
そんな中で、純朴な農場手伝いの青年がロボットとの出会う。
最初は、収穫の手伝いに帰らなきゃ…って言ってた青年が、使命感を持ち、姫を助け出す戦いの旅に出る。
その戦いへの旅の途中で様々な人と出会い、体験をし…。
話の主軸は「青年の成長ロードムービー」だということに気づかされます。
しかも一人で戦うのではなく、仲間を集めて戦う。
その様子は「七人の侍」に似てるなーと思ったら、ジョージ・ルーカス曰く、黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」をモデルにしたとのこと。
そう、日本の時代劇なんですよね。
ライトセーバーでの一対一のシーンなんてまさに殺陣そのものです。
1970年代中盤のアメリカ映画は、ベトナム戦争終結等の社会風潮を受け、内省的なアメリカン・ニューシネマが多くを占めていたそう。
そんな中、この超娯楽的要素がふんだんに詰まった作品で、一気に娯楽映画が復活をとげました。
不安が続く今の時代も、日本人にも親しみやすい、時代劇要素の詰まったこういう娯楽映画を楽しむのがいいかもしれないですね。
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