「U.M.A レイク・プラシッド」(1999年 アメリカ)
By 20th Century Fox, 1999, Fair use, Link
また出会ってしまった…
掘り出し物映画に!
今朝の1日1映画は「U.M.A レイク・プラシッド」(1999年 アメリカ)を鑑賞。
メーン州北部の山中に潜むレイク・プラシッドで、ダイビング中の男が謎の生物に下半身を食いちぎられて殺される。
謎の生物の正体を探るべく現地を訪れた女性古生物学者ケリーは、保安官ハンクや、狩猟監視官のジャックと共に湖の調査を開始。
ボートに乗り込み湖面へと踊り出たケリーたちは、そこで、異常発達した巨大生物と遭遇する……。
その正体は、体長10メートルの巨大ワニ。
ワニと人間の戦いを描いた生物パニック映画です。
82分の短い映画で、気楽に何も考えないで見てみたら、面白い要素がたくさん練りこまれていて、考えられて作られている!
大きなくくりとしては、未確認生物によるホラー要素のあるパニック映画。
襲われた死体なんかの描写は結構グロい…。
だけどワニは本格的に動くし、牛は本物を使用されていて見どころ満載。
注目したのは人物の要素。
悩み多き女性学者とのほのかな恋愛?!や、仲の悪いおじさん二人のやり取り、人殺し牛ばあさんなど、シナリオを面白くするキャラクターの小さなエピソードがちりばめられています。
しかもセリフがひねってありワードセンスが光っている!
ラストは急にボブ・マーリーの「is this love」の世界に…ゆるーい(笑)。
緩急付けまくりです。
調べてみたら、『13日の金曜日』シリーズのPART1のプロデュース、PART2・PART3の監督で知られるスティーヴ・マイナーが監督してるんですね。
ヒットしたそうで、シリーズ化され、4作品も続編があります。
こういう低予算だけど面白い映画に出会うと、得した気分になれますね。
続編も見てみたいです。
↓予告編
↓U-NEXTで見ました。
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