「アラクノフォビア」(1990年 アメリカ)
製作総指揮スティーブン・スピルバーグのクモ映画、ですが…。
今朝の1日1映画は「アラクノフォビア」(1990年 アメリカ)を鑑賞。
毒グモから町を守るアラクノフォビア(クモ恐怖症)の医者の奮闘を描くコメディー・ホラー。
クモ恐怖症の方が見ると本当に怖そうです。私は小さいクモや庭にいそうなクモなら平気なので、そこまで感情移入はできないのですが…。
いわゆる「パニックもの」ではあるんですが、シナリオ構成がちょっと変わってます。
序章みたいなのがあるんです。ベネズエラのジャングルでクモの研究をしている博士とカメラマンに起こる出来事。
てっきり彼らが主人公と思いきや、20分ぐらいして、一転アメリカ郊外が舞台となり、医者一家という別の主人公が現れ、別の話が始まり、映画が振り出しに戻る感じになってしまいます。
映画後半で、その序章の出来事がストーリーに繋がっていることが分かるんですが、お話の前説明があるとは知らず、20分も見進めてしまったのでちょっと混乱しました。
優秀な映画には、多くの場合、10分以内に主要登場人物が全て出てくるそう。
見ていて混乱してしまったのは、そういうことかーと改めて気づかされます。
脚本術の本「SAVE THE CAT」にはこの映画は悪い例として書かれています…。
コメディー要素もそんなになく…。
ネタバレになるので書きませんが、スピルバーグ関連映画が全て素晴らしいとはいいがたいということも分かり、これはこれで勉強になりますね。
予告編↓
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