「ヘザース/ベロニカの熱い日」(1989年 アメリカ)
組織や集団は人を狂わすのか?!
「学園」が舞台のブラックコメディー。
今朝の1日1映画は「ヘザース/ベロニカの熱い日」(1989年 アメリカ)を鑑賞。
ヘザーという名の3人が集まった、お嬢さまグループ“ヘザース”に苛められ、灰色の学園生活を送っているベロニカ。
そこへ現れた型破りな転校生JD。
ベロニカは彼の協力を得て“ヘザース”をやっつけようとするが、JDの行動は次第に常軌を逸し始める……。
学園を舞台にしたブラックコメディーです。
学校という組織・集団の中で、自分らしさを出す事ができず、嫌な出来事の日記に書き、日々悶々としている女の子。
その心の隙間を埋めるように、忍び寄る悪魔…。
「学園もの」という、一見ライトな題材の中で、組織や集団が生み出す狂気を描いてあり、あまり見た事のない展開で結構見応えがありました。
ただ、前半は現実シーンなのか妄想シーンなのか、現在なのか過去の出来事なのか見分けが難しかったり、伏線なのかそうではないのか、登場する意味深な小道具が多かったりで、ちょっと分りづらい…。
意味のあるいいセリフは多いんですけどね。
高校生がまたアメリカンで、銃が出てくるし、夜の方もいろいろ大人♡
18歳のウィノナ・ライダー、ビバリーヒルズ高校白書のシャナン・ドハーティなどの初々しい演技も見物。
クリスチャン・スレイターも狂気の高校生を演じています。
集団・組織系映画の参考にさせていただこうと思います。
予告編↓
↓U-NEXTで見ました。
↓アマゾンプライムビデオにもあります。
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