「ターミネーター」(1984年 アメリカ)
ジェームズ・キャメロン監督のすごさを知る映画
今朝の1日1映画は「ターミネーター」(1984年 アメリカ)を鑑賞。
未来からやって来た殺人サイボーグと人間たちの戦いを描き、監督ジェームズ・キャメロンと俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの名を一躍世界に轟かせた大ヒットSFアクション。
昔見たきりで、改めて見ると、こんな話だったのかとほぼ忘れていることに気がつきました。。。
いい話じゃないですかぁ。
やっぱり、エンターテインメントとしての「ツボ」とか「コツ」っていうのを、のちに「タイタニック」「アバター」などを大ヒットさせるジェームズ・キャメロン監督は、この時にすでに分かっているんですよね。
「ターミネーター」の場合の「ツボ」は、事件に巻き込まれる人と巻き込む人のギャップが大きいこと。
ハンバーガー店でアルバイトをしていて、オーダーを間違えたり、飲み物をこぼしたりなど、ちょっとおっちょこちょいの、ものすごく普通の女子大生が、不死身の超殺人鬼ロボットに逃げても逃げても命を狙われます。
この、私たちと同じような超普通の人間が、少し悪い奴でも中くらいの悪い奴でもなく、最強最悪の超絶悪い奴に狙われるっていう、ギャップとしては「最大値」に設定してあるというのが「ツボ」。
そうすることによって、主人公がそれに立ち向かう勇気や行動も最大値に描け、エンターテインメント性がグッと高まるんですよね。
とはいえ、予算はそこまでかけていないようで、費用のかかるロボットのストップモーションアニメーションのシーンを最小限にするなど工夫がされています。
ジェームズ・キャメロン監督って、ミリタリーマニアで、環境問題に熱心に取り組んでて、3000時間以上の水中滞在記録を持つスキューバダイバーでもあり、考古学にも関心があり、結婚は5回も!
あらゆることに興味があって、行動し、それらを映画の世界に投影していて。
映画に表現されているたぐいまれな発想力を見ると、人生経験を積んでるだけのことあるわーと感心させられます。
予告編↓
↓U-NEXTで見ました。
↓アマゾンプライムビデオにもあります。
(字幕版リンク)(吹替版リンク)
ブルーレイはこちら↓