カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

「ジュラシック・パーク」(1993年 アメリカ)

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By Netflix, Fair use, https://en.wikipedia.org/w/index.php?curid=57815952

 

重いテーマをエンターテインメントで魅せる!

スティーブン・スピルバーグ監督がマイケル・クライトンの同名小説を実写映画化したSFパニックアクション。現代によみがえった恐竜と人間たちの戦いを、当時最先端のリアルなCG映像で描き、世界的ヒットを記録した。生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された恐竜たちが生息する究極のテーマパークだった。グラントたちは同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれた恐竜たちが彼らに襲いかかる。出演は「ピアノ・レッスン」のサム・ニール、「ワイルド・アット・ハート」のローラ・ダーン、「ザ・フライ」のジェフ・ゴールドブラム、「大脱走」のリチャード・アッテンボロー

今朝は「ジュラシック・パーク」をマグコロール散1,800ml飲みながら鑑賞(これから検査💦)。

いやー、ほんと、朝から怖すぎて目が覚めた!

スピルバーグの凄さって、子供の時には分からなかったけど、大人になって見ると、恐竜に追いかけられたり襲われそうになるというある意味単純なストーリーになりがちなお話を、あらゆるエッセンスを加えていって、緩急付けながら小さなエピソードをどんどん回転させていって、それに気分を高揚させる音楽を付けて世界観を作り上げるという、2時間飽きさせることなく人間の感情を前へ推し進める心理学を熟知していると感じます。

エンターテインメント系シナリオのお手本のよう。

私的には自主映画は予算ないけど、知恵と工夫でちょっとでも近づきたい存在ではあります…。

夢のテーマパークであるジュラシック・パークの設計者ジョン・ハモンドの「創造が意思を生み出す」という言葉に、女性の恐竜研究者エリー・ストラー博士が「大切なのは愛する人の命」と返す場面は、名シーンですね。

ジュラシックパークの恐竜たちが、人間が生み出したにも関わらず人間に脅威を与える「核」や、そうかもしれない「ウイルス」に置き換えると、重いテーマです。

 

アマゾンプライムビデオで字幕版を見ました。
↓吹き替え版もありますね。
予告編