「死霊のはらわた」(1981年 アメリカ)
作り手のアイデアが詰まった玉手箱!
休暇で森にやってきた5人の男女は廃屋の地下で“死者の書”を発見。
やがてテープレコーダーに録音されていた呪文によって、死霊が復活してしまう。
死霊に乗り移られた者は他の者を襲撃。阿鼻叫喚の中、アッシュは必死の抵抗を試みるが……。
昨日見た「スパイダーマン」のサム・ライミ監督のデビュー作としておすすめしていただき拝見しました。
子供の頃にホラーブームがあり、その頃見てる気もするんですが、改めて作り手目線で見るとまたいろんな要素が見えてきて面白い!
ホラー映画にもいろんなジャンルがありますが、この映画はストーリーを本当にシンプルにしてあって、音楽+叫び声+あらゆるスプラッター的な要素をいかに次から次へと見せていくかという、アイデアの塊みたいなものを感じます。
斬新なカメラワークからストップモーションアニメーションまで、玉手箱のように繰り広げられる場面展開にドキドキしますね。
アメリカ映画を見る時、キリスト教の要素を考えることがあるんですが、ゾンビの起源はキリスト教ではなく、カリブ海のハイチの民間信仰“ブードゥー教”にあるそう。そこからいろんな創作がなされてある程度のゾンビの定義が出来上がったとか。
ホラー作品を朝から見るのはどうかなと思ったんですが、逆に夜見ると怖くて眠られないこともあるので、朝の方がいいかもです。