「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年 日本)
🎉 #SUNNY 🎉
— 映画SUNNY 5.22Blu-ray&DVD発売 (@sunny_movie0831) May 22, 2019
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女優陣の演技、#大根仁 監督の演出、#小室哲哉 による音楽
など(書き切れませんが)全てが最高の映画です📽️
これからはBlu-ray&DVDで
何度でも #サニー のみんなに
会いに来て下さい😆✌️#篠原涼子 #広瀬すず pic.twitter.com/PH2J1WRc4R
アムロだけでなく、オザケンも!
韓国版とくらべてみる。
『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』シリーズや『バクマン。』などの大根仁監督がリメイクした人間ドラマ。舞台を韓国から日本に移し、仲の良かったコギャルたちの22年後の姿を、1990年代の音楽やファッションを交えて描く。40歳の主人公とその高校生時代を『アンフェア』シリーズなどの篠原涼子と『ちはやふる』シリーズなどの広瀬すずが演じるほか、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、板谷由夏らが出演する。(シネマトゥデイ)
以前この元となった韓国版だけ見ていて、面白かった記憶があり、今回は日本のリメイク版を見てみました。
日本版もシーンのカットや流れはほぼ韓国版を踏襲しているけど、やはり違うものもありますね。
日本版の大根仁監督は、「モテキ」(テーマ曲:フジファブリック)や「バクマン」(テーマ曲:サカナクション)など、音楽を前面に持ってきて、若者の派手でさわがしくて華やかな躍動感を描く青春映画が得意な方。
90年代の女子高生の、自分の周りのことに悩みながらも、生きていることを謳歌(おうか)しまくっている様子が、アムロちゃんをベースに、当時のJホップのヒット曲がメドレーのように流れる中に展開します。
ダンスシーンの曲は小沢健二。
セリフもリアルで、たぶん、同世代の方々はドンピシャ映画なんでしょうね。
一方、韓国版でも「ウリ(私たち)」という言葉に象徴される、仲間を自分のことのように大切に思う友情が展開されます。
違うのは、韓国版の時代背景は80年代後半。
民主化運動が激化して、学生運動が盛んになり、やっと海外のカルチャーを謳歌できる時代になった頃。
流れる音楽はシンディー・ローパーとか、ボニーM(映画のタイトルは曲名Sunnyから)など海外の音楽が中心。
音楽喫茶でひっそりとレコードを聞きながら、ほのかな恋心を抱きます。
日本版は援助交際や薬物など、なんとなく性犯罪や薬物犯罪の臭いがするんですが、韓国版は昭和っぽくってピュア。
ソウルオリンピックをひかえ、国全体が生きることに必死なんですよね。
ケンカも生きるか死ぬかのスケバン風の硬派な感じです。
あとは、韓国版は世界的ヒット曲を使い、海外での上映展開を考えた作りで外向き。
日本版は日本人の40代が共感を得られる作りで限定的な内向きな映画という印象です。
ストーリー展開は、どちらも泣けて、盛り上がって、また泣けるという王道エンターテインメント。
キャストは、みんないい味をだしているんですが、韓国版高校生時代の主役、シム・ウンギョンのコミカルな破壊力のある演技が好きです。
見くらべてみると、日本や韓国それぞれの歴史や背景が見えて面白いですね。
ハリウッドでのリメイクも決まってるそう。
三浦春馬さんや、捕まっちゃった某俳優さんなど、今はもう見られない方にも会うことができます。