「ズーランダー」(2001年 アメリカ)
ファッション業界の闇を描く
オバカなギャグ満載の痛快コメディー!
今朝の1日1映画は「ズーランダー」(2001年 アメリカ)を鑑賞。
3年連続最優秀賞に輝いているスーパーモデルのズーランダー。
しかし、ライバルの新人モデルのハンセンに敗れ、最優秀賞の座を奪われる。
失意の中、再起を賭けてデザイナー、ムガトゥの専属モデルに。
しかし、ムガトゥが彼を雇ったのは某国の要人暗殺のため。
ズーランダーはそれを知らぬまま特訓を受けるが…。
全編にわたって主演俳優ベン・スティラーの「顔芸」が楽しめるご機嫌コメディーです。
バカバカしいギャグの連続で、何も考えずに見られる映画ではあるんですが、意外に深いテーマを扱っていて。
児童労働という問題です。
きらびやかなファッション業界の底辺には、縫製などの労働を行って一日3~4ドルを稼ぐため命をかけ早朝から深夜まで働いている子供たちがいる。
そこをクローズアップさせていることで、ただのギャグ映画とはまた違った深みがあります。
また、スーパーモデルという華やかな世界の人気者にも、私たちと同じような人間らしい悩みがあることを描かれていて、「スパイダーマン」と同じような爽快さがあるんですよね。
80年代のヒット曲に乗せて、多くの俳優・有名人が実名でカメオ出演していて、あのドナルド・トランプのほか、デヴィッド・ボウイの姿も拝めます。
↓予告編
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