「パニック・ルーム」(2002年 アメリカ)
強盗 vs 立てこもった母娘の密室サスペンス!
今朝の1日1映画は「パニック・ルーム」(2002年 アメリカ)を鑑賞。
離婚して娘とふたりだけで新しい家に移り住んだメグ。
そこへ、突然3人の残忍な強盗が押し入ってきた。
メグは、咄嗟に一人娘を抱えとある部屋に身を隠す。
しかし、“パニック・ルーム”と呼ばれるその秘密の隠れ部屋こそ、彼らが目指していた場所だった……。
いわゆる「家の中で起こるパニックもの」。
家自体はメゾネットタイプのアパートの3階建てで、部屋が何個もあってめちゃくちゃ広い。
その中にある鋼鉄でできたシェルターに逃げ込むということで、密室劇の要素が高まっています。
こういった密室劇で重要なのは「悪役」。
映画の主軸は、悪い奴から逃げ惑う主人公の姿。
普通に描いたら結構単調となりがちですが、最後まで興味を持たせるには、悪い奴をどう描くかで、その作品の善し悪しが変わってきます。
この作品の悪い奴は3人組の強盗で、よくあるタイプの者もいるんですが、ちょっと斬新な者もいて、悪い奴の人間性を描く事によって、ストーリーをまとめあげる役割をしていて、なるほどーと思わされます。
突っ込みどころもあるんですが、最後まで緊張感があり、見てしまう映画ではあります。
パニックもの、ちょっとシナリオとして考えつつあるのもあるんですが…「悪い奴」をどう盛り込むか…ですね。
予告編↓
↓U-NEXTで見ました。