「ファインディング・ニモ」(2003年 アメリカ)
海の中の大冒険!
いろんな学びのある映画です
今朝の1日1映画は「ファインディング・ニモ」(2003年 アメリカ)を鑑賞。
オーストラリアの海に住むカクレクマノミのマーリンは、ひとり息子ニモを育てるシングル・ファーザー。
ある日、ニモが人間のボートに近づいてさらわれてしまい、マーリンは物忘れの激しい魚ドリーの協力を得て、ニモを探す旅に出る。
一方、ニモも人間に入れられた水槽の中で新たな友人たちと出会い、彼らに助けられて必死に逃げ出そうとしていた…。
冒頭から南国の色とりどりの珊瑚や魚たちが美しく、スキューバダイビングをしているような感覚に。
そこで起こっているのは、人間社会より厳しい危険と恐怖に満ちた世界で、息子を探すパパとニモの大冒険に心を奪われます。
映画としては、冒頭のパパのセリフ「海は怖い」というテーマの提示により、それを体験していく小さなエピソードがレイヤーのようにいくつも重ねられています。
なので、楽しいだけのシーンってほとんどないんですよね。楽しい瞬間にも命の危険が常に描かれている。
これは映画「ジョーズ」のパターンににも似ていて、見ていてハラハラドキドキするのは、「命の危険から逃げる」という、人間が本能的かつ原始的に持つ感情を、緩急つけながらうまく描いてあるからかなと思います。
それと、キャラクターが素敵すぎ。
いろーんな魚介類が出てきますが、個性が豊かで、長所と短所がそれぞれ描かれている。
これは実写の映画製作にもすごく参考になるところだなと思いました。
親子愛、男女愛、友情、助け合い、子供の成長…人間は敵役ですが、いろんな学びのある映画ですね。
うちの金魚にももっと愛情を注ぎたいと思います。
予告編↓
↓U-NEXTで見ました。
↓アマゾンプライムビデオにもあります。
(字幕版リンク)(吹替版リンク)
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