「めぐり逢えたら」(1993年 アメリカ)
「人生って ほんのつまらないことで変わるのね」(映画より)
トム・ハンクスとメグ・ライアンの共演による大人のラブ・ストーリー。妻を失ったヤモメの男が、あるクリスマスの晩にラジオ番組でその心情を切々と語る。遠く離れた地でこの番組を聞いた婚期ギリギリのOLが彼にいたく共鳴、彼女は婚約者を振り切ってヤモメ男にコンタクトしようとするのだが……。(allcinema ONLINE)
冒頭の、妻の葬儀のシーンのセリフのやりとりで、「あ、これ、面白い映画だ!」と確信。
男性、女性、子供、それぞれが共感できる「あるある」が散りばめられ、さらにひねりや洒落が効いていて、グッと心をつかまれるんです。
大人の恋を、8歳の子供が取り持つという、素直な表現をする子供の本質を上手く使った演出も流れがいい。
「すぐ連絡が取れない」ことが葛藤を生むという、携帯ですぐ連絡が取れるこの時代にはこのパターンは逆に難しくなりましたが、何かのエッセンスは映画作りの参考になりそうです。
この映画の中にも登場し、元ネタとなった「めぐり逢い」(1957年 アメリカ)もぜひ見たくなりました。
朝イチでいい映画を見ると、今日も仕事が頑張れそうです^_^