「メイフィールドの怪人たち」（1989年 アメリカ）
トム・ハンクス主演の
ホラー「ブロックコメディー」
今朝の１日１映画は「メイフィールドの怪人たち」（1989年 アメリカ）を鑑賞。
閑静な住宅地メイフィールドの一角に、不気味な一家が引っ越してきた。
夜に姿を表し、夜な夜な奇妙な音が聞こえてくる。
隣人たちは、この一家に恐怖を募らせ、正体を知ろうと訪問を試みるが…。
トム・ハンクス主演のコメディ・タッチで描くホラー映画。
分からない人物に対して、疑心暗鬼になっていくさまがなかなか強烈です。
ストーリーやカメラワークに一ひねりあり、ワンちゃん達もいい味を出しています。
こういう、街の1角のみで撮影する映画のことを映画制作用語で「ブロックコメディー」と言うそう。
スタジオ内の野外撮影場の1ブロックで、大掛かりな仕掛けが必要なく、低予算で作ることができるファミリー向け映画などによく使われています。
セットなどの経費が浮く分、主演が有名俳優トム・ハンクスということで、キャストのギャラに回すことができる。
映画はもちろんヒットし、経費は回収でき、利益も生む。
ハリウッドの裏側では、シナリオを作る時、大規模な映画だけでなく、低予算の映画でも面白くするためにどういう内容にするかをいろいろ考えてるんですね。
制作としても勉強になります。
