カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

「チャーリー」(1992年 アメリカ)

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公私ともにパワフルすぎる!
チャップリンの知られざる素顔に迫る

今朝の1日1映画は「チャーリー」(1992年 アメリカ)を鑑賞。

アッテンボロー監督による、喜劇王チャーリー・チャップリンの生涯を描いた作品。

映画は、老いたチャップリンが自伝を書くため、編集者の質問に答えていきながら、昔を振り返り…という流れで進みます。

チャップリンが幼少の頃から、名門カルノー一座の看板俳優時代、そしてハリウッドでの映画製作、富と名声を得、やがて映画「チャップリンの独裁者」の製作に纏わる国外追放、終戦後のアメリカへの帰国から白髪のはえるまで、彼の一生を克明に追って行きながら、その中での孤独、悲しみ、苦しみ、さらには母、兄弟、恋人などの彼に関わる人物をも含み、チャップリンの人生の軌跡を描いてあります。

いやー、ほんと濃厚。

凝縮されてる、人生が。

喜劇と悲劇を併せ持ち、弱者の目線で社会をとらえた表現で大衆の心をつかみ、「映画」という当時の最新ビジネスの波に乗って全世界の人気者になっていきます。

その一方、時代や政治の波に押され、私生活ではトラブルの連続。

16、17歳の若い女性を中心に4回も結婚を繰り返し、別かれるたびに子供の認知だの慰謝料だのと裁判にも。

精神的なダメージを受けつつも、82本もの映画に出演&制作。

人生を映画にささげ、伝えたいことに全身全霊を向ける一極集中の人だったというのが伝わってきました。

4番目の最後の伴侶となった妻との間には8人も子供が。

人生の終盤でやっと私生活で幸せになれたのかも。

チャップリンを演じているちゅうえいさんっぽい方、昨日見た「アベンジャーズ」のアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.さんでした。

彼のチャップリンになり切った演技が見ものです。

ちなみに、チャップリンは4度日本に来日。

その際、私の親戚の山中豊子さん(アーデン山中ビューティーアカデミー経営者。

アメリカで美容の修業をし、日本にパーマを伝えた人)が、チャップリンのヘアセットを行っています。

チャップリンの意外な素顔を知ることができる映画です。

↓予告編

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