カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

「エイリアン/ディレクターズ・カット」(1979年 アメリカ)

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By Imp Awards, Fair use, Link

個人的には「音」と「猫」の使い方に注目。
リドリー・スコット監督の出世作

今朝の1日1映画は「エイリアン/ディレクターズ・カット」(1979年 アメリカ)を鑑賞。

2087年。資源を積んで地球に帰還するノストロモ号は、とある惑星で正体不明の地球外生命体に遭遇。

乗組員の体内に寄生したエイリアンはその腹を食い破って逃走。

船内で次々とエイリアンの餌食になっていく仲間たち。

最後に残された女性乗組員のリプリーは正体不明の生命体を相手に一人闘うことに……。

シガーニー・ウィーバー主演のSFシリーズ第1弾。

大昔に見たかもしれないんですが、まったく記憶がないので初見です。

その精巧な宇宙船のセットやエイリアンのリアルさもすごいんですが、個人的に注目したのは「音」と「猫」。

印象は静かー。ほんとシーンとしている。

もっと音楽もバンバン入ってて、5分ごとに怖がらせシーンが入っている感じなのかと思ってたんですが。

宇宙は静かだということが協調されています。

その分緊張感があって、エイリアンの登場時の恐怖感が増幅。

また、静かな船内に響き渡る船員の息遣いが、ASMRのごとくその役者の感情とともに伝わってきます。

地上にはない、宇宙ならではのホラー映画の緩急の付け方かもですね。

また船内で飼われているトラ猫のジョーンズがいい味を出している!

「ミッション・インポッシブル」を見た時にも思ったんですが、密室劇において予測できない動きをする動物の存在って、お話の重要なエッセンスになりますよね。

この作品でも同様の使い方をされていて(というかこっちが先なんですが)、なるほどーと思いました。

2001年宇宙の旅」で見たシーンや雰囲気がありますね。影響を受けてるとか。

エイリアン感染者を隔離するシーンはコロナを彷彿させる感じも。

他には照明とかも気になるところではありましたが、ストーリー自体はすごく分かりやすくって、とっつきやすかったです。

シリーズの2以降もまた見てみたいと思います。

↓予告編

↓U-NEXTで見ました。

 

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