「タレンタイム~優しい歌」(2009年 マレーシア)
朝から涙腺崩壊…
51歳の若さで亡くなったマレーシアのヤスミン・アフマド監督による青春群像劇。学内で催される芸能コンテストに参加する、生徒たちそれぞれが抱える悩みや嫉妬や恋愛模様などを鮮明に映し出す。パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショールらフレッシュな役者を起用。マレーシアならではの魅力と輝きに満ちた物語に注目。(シネマトゥデイ)
マレーシアはGACKTさんが住んでいて経済的に急成長している国、というくらいしか予備知識がない状態で鑑賞。
学校行事で開催される芸能発表会「タレンタイム」のオーディションから本番までを通して、生徒や先生、その家族に起こるさまざまな出来事が描かれます。
見始めて、いろんな人種の人がいろんな言葉で喋っていて、ちょっと混乱しましたが、改めてマレーシアという国が多民族国家ということを知りました。
各人種、各宗教の親子の葛藤、環境が違えど変わらない愛情、ひっくるめて優しく包み込む監督の視線に心が温かくなります。
生徒が歌う歌がいいんですよ。コミカルな登場人物にも和みます。
カメラはロングショット〜ウエストショットで音楽も過度な演出は無く、心にピンポイントに響いてくるセリフや演技。
朝から見て正解でした。