『月光仮面』(1958年 日本)
『M:I』ばりの本格的なアクションにびっくり!
日本の元祖スーパーヒーローの劇場版
今朝の1日1映画は『月光仮面』(1958年 日本)を鑑賞。
全世界の脅威“H・Oジョー発爆弾”と、その発明者・中山博士(宇佐美淳也)を狙うどくろ仮面。
名探偵・祝十郎(大村文武)の活躍が始まる。
どくろ仮面一味から中山博士の娘あや子(峰博子)を守る祝探偵、そして正義の味方・月光仮面。
テレビ版の人気ぶりから映画化された、月光仮面が大活躍するヒーローアクションです。
♪どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな知っている♪、という子供たちが歌うテーマ曲ぐらいしか知らずに鑑賞。
先日見た『遊星王子』(梅宮辰夫主演)を見て、あんな感じかなと思ってみたら、いやいや、すんごいアクションじゃないですか!
列車やヘリコプターが出てきたときは『ミッション:インポッシブル』や『スパイダーマン』かと思いましたから。
そしてテンポが速い!
ちょっと見逃したら展開が分かんなくなって、早戻ししてもう1回見るっていうのもしばしばで。
大筋は「悪い奴から逃げろ!」「悪い奴を倒せ!」という分かりやすいものなんですが、それをいかに緊張感のあるいろんな場面展開でつないで面白く見せるかという工夫がてんこ盛りになっていて、子供たちだけでなく、大人も夢中になる雰囲気がありますね。
アクションシーンについては、月光仮面は二丁拳銃の攻撃が特徴で、個人的にこういうヒーローものってチョップとか、キックとか、空手的なアクションのイメージがあるんですが、どくろ仮面の敵軍団と拳銃でバンバン打ち合う姿はまるで西部劇のよう。
バイク&車のカーチェイス次々と展開し、結構見ごたえあります。
コミカルな探偵事務所の人々や、大人顔負けのジャズを演奏する子供たち(ドラムの子が本格的)、インド人風のコスプレの悪役など、個性豊かなキャラクターも話を華やかにしています。
この作品は前半の第1部で、後半の第2部『月光仮面 絶海の死斗』があるようなので、そちらもいつか見てみたいと思います。
梅宮辰夫さん主演の『遊星王子』もよかったら見てあげてください↓
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