『グーニーズ』(1985年 アメリカ)
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スピルバーグ監督総指揮によるワクワクとドキドキが詰まった
少年・少女たちの大冒険!
今朝の1日1映画は『グーニーズ』(1985年 アメリカ)を鑑賞。
落ちこぼれ少年団"グーニーズ"。
彼らの家の差し押さえに直面して、翌日までに借金を返済できなければ、一家は自宅と土地を明け渡さなければならない。
がある日偶然、屋根裏で17世紀の古地図を発見。
なんとそれは海賊ウィリーが隠した宝の地図だった!
彼らは早速宝探しの大冒険に挑むが…。
スティーブン・スピルバーグ監督総指揮、『リーサル・ウェポン』の監督リチャード・ドナーによるのアドベンチャー・コメディーです。
子供の頃見てるのかどうかも忘れているので初鑑賞の感じです。
主要なエピソードが4つあって、それらを入れ替わりで描きながら、そのスピード感に緩急も付けてある。
最初の強盗シーンの「つかみ」からもう引き込まれます。
それから展開が次々と波に乗っているような感覚で進み、子供たちのキャラクター設定も個性豊か。
夢見る喘息持ちの冒険少年(主人公)、口が達者なお調子者、コミカルな肥満児、発明家でピンチを救うアジア系の少年。
その小さな力が結集し、知恵と度胸で乗り気にながら成長していく。
RPGゲームのような推進力があって、楽しすぎますね!
骸骨や死体、怖い大人に出会った時の子供の反応はホラーのよう。
ワクワクとドキドキと詰め込まれていてあっという間に見終わります。
『リーサル・ウェポン』でも自殺願望のある刑事などの個性的なキャラクターが大活躍していましたが、リチャード・ドナー監督って、個性的なキャラクターを描くのが得意なのかもしれないですね。
見どころは海賊船の実物大のレプリカ。
CGとは違った壮大さがあり、今考えると本当に贅沢です。
映画が終わったら引き取り手がなく全部解体されたらしいですけど、どこかのテーマパークにあったら絶対人気がでそうです。
他に撮影に使われた建物は、「オレゴン映画博物館」に改築し、グーニーズの25周年に開館。
グーニーズファンの聖地となっているようです。
子供が見ても楽しいですが、大人が見ても子供時代に探検していたあの頃(よくやっていました)を思い出せる、ワクワク気分を味わえるいい映画ですね。
↓予告編