カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

『ゼロ・グラビティ』(2013年 アメリカ・イギリス)

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アカデミー賞最多7部門受賞!
酸素や重力のありがたさ。

今朝の1日1映画は『ゼロ・グラビティ』(2013年 アメリカ・イギリス)を鑑賞。

スペースシャトルのメディカル・エンジニア、ストーン博士とベテラン宇宙飛行士のマット。

船外作業をしていたところで予想外の事故に遭い、宇宙空間に放り出されてしまう。

空気も残りわずかで地球との交信手段も断たれ、たった1本のロープでつながっているだけの2人は、絶望的な状況の中から生還を目指すが……。

サンドラ・ブロックジョージ・クルーニー主演のアカデミー賞で計7部門を受賞した作品です。

ずーっとハラハラドキドキさせられて、見入ってしまいました。

いわゆる、難題に巻き込まれる系のストーリーで、主人公がその難題をいかに克服するかが見もの。

宇宙系アクション映画ではスルーされている、酸素や重力がないことがいかに過酷かということを克明に描かれていて。

宇宙では地球上でありえないことがたくさん起こっていく中で主人公が生き残っていく様は、常に死と隣り合わせで、意外にもホラーとかスリラー的要素があるんですよね。
前半は特にその要素が強くて、ギョっとする場面も。

後半はちょっとファンタジー的要素があって、ほっこりしました。

子供がいた女性が主人公というのも、か弱き立場の人が難題に立ち向かうということで感情の振り幅を大きくしますよね。

長回しを多用されているようなんですが、超絶リアルなCGが満載でそこまで長回しが分からない。

逆に無重力を漂う俳優の演技はどうやって撮影したんだろうと気になります。

フィナーレとなるシーンにもう一難待ち受けているところや、全体の構成はハリウッド映画の構成そのものなので、展開の予想はできるんですけどね。

前澤さんの宇宙からの動画を何気なく見ていたんですが、重力&空気がないという現地の様子がこの映画によってさらに実感できました。

ロシアや中国など、地上でのアメリカの敵国が、宇宙では国境なく人の命を救う。

そんな平和へのメッセージも受け取れるような内容ですね。

↓予告編

 
 

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