カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

『恋人たちの予感』(1989年 アメリカ)

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「男性と女性はただの友達になれる?」
散文詩的なセリフが満載のロマンチックコメディー♪

今朝の1日1映画は「恋人たちの予感」(1989年 アメリカ)を鑑賞。

スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が自分の体験をもとに映画化。

学生時代にシカゴで出会ったときから、ニューヨーク市での12年間の偶然の出会いまでをビリー・クリスタルメグ・ライアン主演で描くラブストーリーです。

最初の1~2シーンを見て、「あ、これ、面白い映画だ!」と確信。

その一番の魅力は、「セリフ」です。

ただの面白可笑しい映画ではなく、キャラクターそれぞれが人生哲学を持っている。

男性には抽象的で詩のようなセリフがちりばめられていて、女性は体験談をリアルに語り演じるという、「男女の感じ方や考えの違い」を表現されていて、共感しまくりなんです。

このセリフのリアルさは、監督と脚本家の会話から生まれたもの。

監督のロブ・ライナーの気持ちを男性役のハリーに、脚本家のノーラ・エフロンの気持ちを女性役のサリーに代弁させています。

これらが非常にリアルでユーモラスで、男女の恋愛の本質や、恋愛の芽生え、成就、別れなど、プラスとマイナスの感情の揺れというのが、90分間にジェットコースターのように描かれているんですよね。

その引き付けられるセリフの中に、「言葉の裏にある感情」っていうんでしょうか、言葉ではしっかりした風を装っても、内心は不安でいっぱいのような気持ちを、ビリー・クリスタルメグ・ライアンが本当の恋人のように演じていて感動してしまいます。

ファッションも、1~2周回って今流行りのオーバーサイズなものを着ていて参考になりますね。

クリスマス前にこういう素敵で楽しい映画を見るとあたたかい気持ちになれます♪

 

↓予告編

 
 

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