カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

『劇場版 きのう何食べた?』(2021年 日本)

大切な人を思いながら観れる作品です。

今日の1日1映画は、『劇場版 きのう何食べた?』(2021年 日本)を広島バルト11で鑑賞。

よしながふみの人気漫画を西島秀俊内野聖陽の主演でドラマ化して話題となった「きのう何食べた?」を、ドラマ版のキャスト&スタッフで映画化した劇場版。

ドラマ版は全く見ていなくて、ゲイカップルの話ということのみの予備知識で鑑賞。

普段は映画の勉強として、構成やシナリオ、撮影技術のことを考えながら見ているんですが、今回はなーんも考えずに普通に楽しみながら見ました。

映画としては、2人の出会いなどが省かれているので、初心者にはとっつきにくい感じがありますが、なかなかいいお話ですね!

イカップルならではの悩みとともに、親や実家、葬儀、介護、子供がいないなど、独身や男女カップルも直面する生きていく上での問題を描いてあって、我がことのように観てしまいました。

大切な人を思いながら観れる映画になっていて、誰でもどこかに共感できるようになっている気がします。

内野聖陽さんがおねえキャラなんですが、ものすごく上手くて、普段の内野さんを忘れてしまうくらい役にハマっているのが役者だなぁとしみじみ。

普段からなりきって、メソッドでやってるんですかね。

西島さん(シロさん)の作る料理のシーンは、めちゃくちゃ美味しそうな料理ばかり!
明日作ってみようと思えるお手軽レシピもありました。

衣装としては、内野さん(ケンジ)は美容師でカジュアルなんですが、パーソナルカラーがフォーシーズンでいうところのスプリング(明るく、鮮やかな、黄色味のある色)で統一してあって素敵。

映画の色味も柔らかでカラフル。

料理が出てくる映画は温かな気持ちになれますね。

↓予告編

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