「ワンダーウーマン」(2017年 アメリカ)
By Wonder Woman Movie Poster (#6 of 16) - IMP Awards, Fair use, Link
何を信じるのか…私は愛を信じる(映画より)
今朝の1日1映画は「ワンダーウーマン」(2017年 アメリカ)を鑑賞。
女しかいない島で、プリンセスとして母親に大切に育てられてきたダイアナ。
最強の者のみ持てるという剣に憧れ、強くなるための修行に励むうち、自身の秘められた能力に気付く。
初めて男という存在を目にしたダイアナの運命は一転。
第一次世界大戦を行っている世界を救うため、スティーブとともに島を出てロンドンへと旅立つ…。
女性ヒーローワンダーウーマンをガル・ギャドットが主演する、女性監督パティ・ジェンキンスによるアクション大作です。
ダイアナは全知全能の神ゼウスにより母が粘土で作った子供という設定。
世の中には善と悪のみ存在し、悪を滅ぼせば平和が訪れると信じています。
だけど人間世界にはいろんな人がいて、そう簡単ではないよ、とスティーブが言うんですが、戦争で罪のない人が傷つくのは許せないと、ガツガツ敵のドイツ軍を倒していき…。
実際の戦争と絡ませてあるので、国よっては微妙な雰囲気になりかねない映画だなーとは思います。
特に、敵として描かれているドイツ人はこの映画をどのように見たのかが気になるところ。
強くて、美しく、正義感あふれるヒロインが主人公で、完ぺきな姿が素敵、と思う人にとっては面白い映画だろうなと思います。
個人的には、最初は臆病な主人公がある日パワーを持つっていう方が共感できるんですよね…スパイダーマンみたいに。
ここまで完璧だと、どうも落ち着かないというか…。
技術面では、縦横無尽なワイヤーアクション、主人公の使命感を昂揚させるような音楽の効果、3D静止アニメーションのような説明場面などもたくさんあります。
哲学的、宗教的なセリフがたくさんあり、非日常に連れて行ってくれる世界観がありますね。
妊娠5か月のお腹を隠しながら撮影を頑張った主演のガル・ギャドット。
フェミニストたちの評価は賛否両論あるようですが、エンターテインメントとしては楽しい作品です。
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