「スーパーマン」(1978年 アメリカ)
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永遠のヒーローは、やはり魅力だらけですね。
今朝の1日1映画は「スーパーマン」(1978年 アメリカ)を鑑賞。
滅亡の危機に瀕していた惑星クリプトンから、ひとり地球へ脱出させられた赤ん坊。
クラーク・ケントと名付けられた彼は、やがて成長、自らの能力と使命を知り、スーパーマンに変身しては、次々と事件を解決していきます。
テーマ曲にワクワクしながら超久しぶりに鑑賞。
スーパーマンって宇宙人だったんですね…。
新聞記者だったことは覚えていましたが、その前の出来事はまったく覚えてなかったということに気づかされます。。
しかも青年期と社会人になってからは別の俳優さん。
それも当時は気づいてなかったかも。
その他、大人になってみると、いろんなことに気づかされますね。
まず、人間の最大の魅力である「ギャップ」の描き方。
新聞記者の姿の時は炭酸水をプシューとあふれさせたり、回転ドアに挟まれたり、結構なドジっ子。
それが変身するやいなや超人的な能力で人助けをする。
この「ギャップ」が主人公を魅力的にする秘訣なんですよね。
そして、「葛藤」と「成長」。
特殊能力を隠して生きるため、孤独になって思い悩む姿はスーパーヒーローそのもの。
最初は人生の指南役である亡くなったお父さん(ホログラム)に従っているけど、お父さんの助言を無視して愛する人を守るという、自己の成長も描かれている。
観客を主人公に共感させるための仕掛けがシナリオの中にたくさん盛り込まれています。
その他、あらゆる危機や悪党の仕業が壮大で、地球規模で問題解決していく姿は、ちっちゃいことをくよくよしている自分が馬鹿みたいに思えてきますね。
撮影技術は、当時の合成技術がたくさん使われていて、光りまくる衣装や独特のメイクも斬新。
新聞社内の広いフロアを歩きながら話す手持ちカメラでの移動カットは、マスコミの忙しさを表現するのによく使われることに気づきます。
その他、働く女性の描き方も結構好きかも。
最新作の「スーパーマン」のコミックでは、バイセクシュアル(両性愛者)の設定だそうですが、変化しながらも永遠に愛される存在ということをこの映画を見て改めて納得です。
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