「スタスキー&ハッチ」(2004年 アメリカ)
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人気刑事TVシリーズを「ジョーカー」の監督が映画化。
凸凹コンビのアクション・コメディー♪
今朝の1日1映画は「スタスキー&ハッチ」(2004年 アメリカ)を鑑賞。
1975~79年にアメリカで放映され、日本でも人気を呼んだTVシリーズ「スタスキー&ハッチ」を、ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソンの主演で映画化。
カリフォルニアの秘密捜査官デヴィッド・スタスキーと、新たにコンビを組むことになった「ハッチ」ことケン・ハッチンソン刑事が、巨額の麻薬取引に絡んだ殺人事件を捜査することなるが…。
TVシリーズは見たことあるようなないような感じなのですが、まじめで堅物なスタスキー、チャラ男のハッチの凸凹コンビが繰り広げるによる捕り物が面白いです。
映画自体は2004年の作品ですが、映画の舞台は1970年代のベイシティ。
ファッションから赤いフォード・グラン・トリノのかっこいい車まで70年代そのもので、音楽もカーペンターズなど当時のヒット曲がたくさん出てきて楽しい。
笑えるパロディーもたくさん入れ込んであって、「イージーライダー」風のバイクのシーンも付け髭で頑張っています。
全体的に軽いコメディーで、アクションシーンのカット割りは魅せるし、意外性もあるんですが、お話そのものは単純でラストまでストーリーを転がしていく力はそこまで感じられず。
ユダヤ人に対するブラックユーモアなど入れ込んであるみたいなんですが、アメリカ文化をもっと理解しないとそこまでは読み取れなかったです。。
冒頭、刑事2人が川で見つかった死体を向こう岸に寄せて、隣の管轄分にしようとする場面は、「踊る大捜査線 THE MOVIE」の1でも同じような場面が出てきました。
あれって世界共通なんですね(笑)。
ベン・スティラー主演ものを結構見てきたのですが、いつも全力でお間抜けな役をしている彼が、この映画では真面目で堅物なばかりにドジってしまうという、見た目は結構ナイスガイな役どころで意外です。
日本ではビデオスルー(劇場未公開)作品。
何も考えず見られる楽しい映画です。
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