「モンスターズ・インク」(2001年 アメリカ)

By http://eu.movieposter.com/poster/MPW-48844/Monsters_Inc_.html, Fair use, Link
細かーい部分をちゃんと作りこむことで
素晴らしい作品になるんですよね。
今朝の1日1映画は「モンスターズ・インク」(2001年 アメリカ)を鑑賞。
モンスターズ株式会社は、人間界に侵入して人間の子供の悲鳴を採集、それをエネルギー源にモンスターシティに電力を供給する会社。
しかし、子供はたいへん有害なので、シティに連れ帰ることは禁止されている。
同社のエリート社員、サリーはみんなが憧れる悲鳴採集の名人だが、ある日、人間の子供、ブーが、彼についてシティに来てしまう…。
「トイ・ストーリー」の監督、ジョン・ラセターが製作総指揮を担当。
ジョン・ラセターといえば、広島国際アニメーションフェスティバルで来広していて、中区加古町のライブカフェにイラスト入りの大きなサインがありますよね。
私にとってはその印象なんですが、この作品をちゃんと見たのは初めてかもです。。。
子供の悲鳴をエネルギーに変えるっていう発想、面白いですね!
子育てをしてて思いついたんでしょうか。
でもそれを必ず「欲」のために利用しようとする人が出てくるんですよね。
ベースとなるストーリーはマイクとサリーの「バディ」もので、「ファインディング・ニモ」と瓜二つ。
後半、このあたりでそろそろ喧嘩するぞ! って思ったらその通り喧嘩して、お互いの思い違いを吐き出し、その後仲直りしてより友情を深めるという。
そこにコントロール不能の存在としての「小さな子供」がやってきて、ストーリーを面白くしています。
いろんな仕掛けがあって、90分あっても子供は見飽きないかもしれないですね。
すごいところは山ほどあるんですが、絵の細かい部分の描写のリアルさに圧倒されます。
例えば、操作するスイッチに手あかの汚れがついているとか、扉の下の方に傷があって、そこが少しさびているとか。
こういった細かい部分をキチンと描写する美術のこだわりが集合体となって素晴らしい作品になっているということを実感します。
そういう作品づくりへの姿勢を、自主映画制作にも参考にさせていただきたいです。
↓予告編
↓U-NEXTで見ました。
↓アマゾンプライムビデオはこちら
字幕版
吹替版
↓ブルーレイはこちら