「オースティン・パワーズ」(1997年 アメリカ)
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元ネタは「007 カジノロワイヤル」(1967)。
冷凍冬眠から蘇ったおバカな諜報員のドタバタコメディー!
今朝の1日1映画は「オースティン・パワーズ」(1997年 アメリカ)を鑑賞。
『ウェインズ・ワールド』のマイク・マイヤーズが製作・脚本・主演を務めた、大ヒット爆笑コメディ。
世界征服を目論むDr.イーブルと英国のスパイ・オースティンとの闘いを、おバカな笑い満点で描いてあります。
公開当時は見に行ったんですが、ストーリーを覚えていないので再鑑賞。
クインシー・ジョーンズ、バート・バカラック、セルジオ・メンデス他、60年代の音楽やファッション&メイクが好きな私にとってはそれだけでテンションが上がります!
バート・バカラックに関しては映画にご本人もカメオ出演! 貴重です。
ストーリーとしては、昨日見た「007 カジノロワイヤル」の1967年版のコメディー映画の方をパロディーとしていて、そっちを見てから見ると2倍楽しめるそう。
セリフも設定も下ネタ満載のおバカな世界なんですが、主演のマイク・マイヤーズは主演と悪役のダブル主演で、でも60年代の諜報員が冷凍冬眠によって90年代に蘇るというシーンは、なかなかSFチックで楽しく、時代になじめなくて苦悩する様子も描かれています。
また相棒の女性諜報員との恋愛という「バディもの」の要素も。
裸芸などの小ネタも満載で、とにかく明るい安村さんとかアキラ100%さんの原型ともいうべき動きと、大事な所が映らないようにするカメラワークも秀逸。
シーンチェンジのジングルも凝っていて、主役間抜けなキャラクターなんですが、映画的に細かいところに抜け目がないんですよね。
主演だけでなく、製作や脚本も務めたマイク・マイヤーズのこだわりの部分なんだと思います。
こういうかっこよくて楽しい映画、また見たいです。
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