「スーパーミキンコリニスタ」(2019年 日本)
映画のエキストラの世界を描いた、元気になれる1作!
本日自主映画上映会をはさみ、3本目の鑑賞になります。
「スーパーミキンコリニスタ」(2019年 日本)を映画館で鑑賞。
いつか主役を演じることを夢見てエキストラ女優として日々を邁進してきたミキは、25歳を迎える今年こそ結果を出したいと意気込む。しかし、大事な撮影現場で大失態を犯したことで所属事務所をクビになってしまう。フリーになったミキは「スーパーミキンコリニスタ」という芸名を名乗り、我が道を突き進んでいくのだが……。
これが劇場映画デビュー作となる草場尚也監督が、映画の助監督やテレビ番組のADとして働く中、撮影現場で出会うエキストラの人々の存在に心を動かされて生み出したオリジナルストーリーです。
エキストラは私も経験がありますが、セリフが少しあってたくさん映る主要エキストラというのは、劇団員ですとか、ローカル番組で活躍中とか、マスコミ関係ですとか、なんらかのコネクションがないと難しい。
この映画では、0から頑張る主人公ミキさんに、元気をもらえます。
その反面、若い女性が性的魅力を売ってまで稼かなければ生きていけない現実というのも描いてあり、結構リアルで切実な面もあるんですよね。。
そのあたりが芸能界の裏側というか、最近マスコミをにぎわしている権力構造みたいなのも含めて見え隠れしている感じがあって考えさせられます。
映画としては、家族、女性の生き方なども描かれていてシナリオは練られている気がします。
とにかく元気印のような主演の高山璃子さんの魅力があふれた楽しい映画なので、辛い時などにおすすめです!
↓予告編