「エクストリーム・ジョブ」(2019年 韓国)
見たあとチキンが食べたくなる!
麻薬捜査とチームの奮闘を描く痛快アクションコメディー。
昨日は朝から晩までロケ→上映会で見られなかったので夜鑑賞。
昨日の1日1映画は「エクストリーム・ジョブ」(2019年 韓国)です。
ひょんなことから大人気フライドチキン店を経営することとなった麻薬捜査班の姿を、「王になった男」のリュ・スンリョン主演で描いたアクション・コメディー。
普段まったく韓国映画を見ない弟なんですが、これは面白い!とすすめられて見ました。
韓国映画は字幕で見る派なんですが、セリフにコメディやギャグの要素があるので、言い終わる前にネタバレしてしまうというのがあり、今回は吹き替え版で。
見てみると、うん、面白い! こんなの撮りたい! と思える映画。
監督に「イ・ビョンホン」とあり、え? あの韓流スターのイ・ビョンホン? と思ったら同姓同名の別の方です。
まず刑事が張り込みのためにチキン屋をやるっていう設定が面白い。
フライドチキン屋は、韓国では人気デリバリーの1つで、24時間いつでも持ってきてくれます。
私も韓国で注文したことがあるんですが、一人前が食べきれないほど多くて、独特の甘辛のたれが美味しく、夜中でもバクバクたべちゃうんですよね。
それから刑事5人のキャラクター設定がしっかり描かれていて、細かい演出も分かりやすい。
フィナーレでの展開も新たな一面が見れてなるほどーという感じで。
現在、自主映画でアクション映画を撮っているのもあって、アクションシーンを注意して見てしまうんですが、この映画の殺陣は柔道からカンフーまでいろんな種類が取り入れてあり、予想外のカメラワークにいい意味で裏切られ、地味だけど派手で車は何台も破壊されています。
音楽もシーンに合わせた雰囲気の選曲がしてあって、コメディーには音楽が非常に重要なことが分かりますね。
やくざの座り方やタトゥーの見せ方も、リアリティが。
ケヴィン・ハート主演でハリウッドリメイクされることが決定。
そっちも気になりますけどね。。
こういう映画を見せられると、アクション映画っていいなって思います。
PS:主役のさえないおじさん刑事を演じたリュ・スンリョンさんには、釜山国際映画祭に行ったときに、冷麺屋で出会いました。あの普通っぽさが韓流スターのキラキラした感じとは違って、親しみが持てます。
↓予告編
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