「アウトブレイク」(1995年 アメリカ)
ツッコミは入れつつも、ウイルスの恐怖が伝わってきます。
今朝の1日1映画は「アウトブレイク」(1995年 アメリカ)を鑑賞。
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。
厳戒の防護措置が取られるもウィルスはとある地方都市に侵入!
街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとするが……。
軍医として働く主人公やその回りの人々が、未知のウイルスに立ち向かう姿が描かれています。
新型コロナウイルスの特性とはちょっと違いますが、空気(飛沫)感染して、変異していくところまで似ていることに驚き。
公開当時は遠くの出来事のような気がしていましたが、コロナ禍の今、起こっている事が現実になっていることが怖いです。
映画の軸としては、ウイルスというコントロールできない存在を背景として描くことに加え、軍や国家などのアメリカ社会、主人公夫婦という私的関係の3つの柱があり、それらの問題を、主人公が葛藤しながら身を持ってそれぞれ解決していく姿が描かれます。
この3要素がうまく描かれている映画は名作にも多くて、映画としての存在感が強いんですよね。
このご時世、ウイルスについては、見ている観客の方が知識が高い場合もあり、「この状況でフェイスマスクを外すのは危ないのでは?」とか、「これだけでウイルス感染が特定できるの?」とか、疑問をもってしまうことが多々あります。。。
ウイルス宿主のサルはチョーかわいいんですけどね。
前半が長いというのがちょっと気になる部分ではありますが、アクションシーンもふんだんに入れてあるので、飽きはしないです。
ラストシーンのセリフが好きです。
大喜利みたいになっていて(笑)、印象に残ります。
今、見ておくべき1作かもです。
予告編↓
↓U-NEXTで見ました。
ブルーレイはこちら↓