カトリーヌの「朝1日1映画」

朝の時間を有意義に♪

「アメリカ物語」(1986年 アメリカ)

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スピルバーグ製作の初のアニメーション

今朝の1日1映画は「アメリカ物語」(1986年 アメリカ)を鑑賞。
1885年、ロシアから猫のいない自由な国を夢見て、ネズミの一家がアメリカに移民するため客船に乗り込む。
その旅の途中、嵐にあって末っ子ネズミのファイベルが迷子になってしまう。
家族を求めて彷徨うファイベルだが…。
スピルバーグ製作の初のアニメーションということなんですが、たぶん初見です。
ミュージカルになっていて、歌が数曲ところどころに入るんですが、それらのシーンでは、舞台のような華やかな群舞や、アニメーションならではの幻想的な場面となっていて、見ていて楽しいです。
ストーリーはとてもシンプルで、構成もスタンダードで基本に忠実。
だからこそ見る者は胸打たれ、その良さは何年経っても色褪せない作品になっている気がします。
キャストはネズミや猫などの動物に例えられていますが、主人公はロシアからの移民。
歌やセリフの端々に、世界各国からアメリカにやってきた移民たちによる自由の国・アメリカ賛歌の側面が感じられ、公開時期的にも、対ソビエトや諸外国を意識した冷戦時代ならではの作品といえるかもしれないです。
トムとジェリーが大好きなんですが、こういうネズミと猫のお話も良いですね。

↓吹き替え版を観ました。
予告編