「ふたりにクギづけ」（2004年 アメリカ）
こんな映画があったのね。
障害を明るく描く、素敵なコメディ！
今朝の１日１映画は「ふたりにクギづけ」（2004年 アメリカ）を鑑賞。
お互いが腰の部分でくっついている結合双生児のボブ（マット・デイモン）とウォルト（グレッグ・キニア）。
俳優を目指すウォルトの夢を叶えるため、ハリウッドにやってきた2人だったが……。
何も前情報無く見て、冒頭で、2人で並んで筋トレしていて、よく見たら、腰が繋がってる？ と、びっくり。
私の世代だと、ベトちゃんドクちゃんを思い出すんですが、彼らのような2人が主人公。
積極的で明るい性格の俳優志望の兄と、すぐパニック障害を起こし、3年間もメールだけで女の子とやりとりしている消極的な弟。
気も心も行動もいつも一緒の2人には、良い部分も有れば都合の悪いことも。
また、彼らをよく思う人もいれば、利用しようとする人も現れる。
障害があってもいろんな困難に知恵と工夫と体当たりで見事に乗り越えていく様が、見ていて楽しく、主人公の2人を好きになっちゃうんですよね。
いろんなセリフにアメリカならではのちょっと皮肉なユーモアがあって、笑いまくりです😊
メリル・ストリープなどの超豪華俳優陣に加え、彼女役は中国人やスパニッシュ系だし、実際の障害者の方もたくさん出演されていて、いろんな意味であったかい映画。
ストーリーとしても、切っても切れない2人の愛と友情を、リアルなエピソードを用いた演出で見せてあり、非常にいいシナリオだなーと思います。
機会があったらぜひ^_^