「イップマン 序章」(2008年 香港)
超絶アクションは見ごたえあります
1930年代の中国広東省・佛山。武術館の師範に勝ったイップ・マンは、町一番の武術家として知られるようになる。しかし1938年、日中戦争により町が日本軍に占領され、日本兵たちに武術を教えることを拒否したイップ・マンは、空手の名手である日本軍将校・三浦と対決することになる。ブルース・リーの師として知られるイップ・マン(葉問)の生涯を描くアクション。(映画COM)
実在の人物で、ブルース・リーの師として知られるイップ・マン(葉問)(1893-1972)の生涯を描くアクション。
主演ドニー・イェンの、早回しかっていうくらいのカンフーは本当に見応えがあって、アクション監督がサモ・ハン・キンポーっていうのがうなずけます。
思いのほかドラマ部分がしっかり描いてあり、かなり見応えのある内容。
歴史的背景として日中戦争の時代で、日本人が悪役の抗日ドラマ的要素があります(池内博之などが日本兵役で出演)。
いろいろ史実より盛られてるとは思いますが、構成や演出としては魅せるなぁと思いました。
あと、中国や香港には何度も行っていて、中国語も勉強していた時期がある身としては、セットや衣装、食べ物・飲み物なんかも気になって、また行きないなという気に。
イップ・マンの戦後の活躍を描いた続編もぜひ見たいです。