「ミッション・インポッシブル」（1996年 アメリカ）
ファンは大喜びですが、初心者にはちょっと難解かも…。
秘密組織IMFの諜報員に新たな指令が下る。
「東欧に潜入しているCIA情報員のリストを盗んだプラハの米国大使館員とその買い手を逮捕せよ」
ジム・フェルプス以下、イーサンらは作戦を実行するが、あろうことか情報が敵に漏れ、イーサンを除く全員が殺されるという事態に…。
超メジャー作品で10人中9人は見ているであろうこの映画ですが、初見です^^;（私の中で、トム・クルーズと言えば「トップガン」）。
往年のTVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化ですが、TV版は子供の頃に再放送を何気なく見ていたぐらいなので、内容やキャラクター設定など知らないまま見ました。
見せ場の緊張感漂うアクションシーンは見応えあります！
ですが、私には正直プロットやストーリーが複雑で、すんなり作品世界に入り込めない…。
「この人は誰？ なぜここに？」と思うことがあり、人物相関図や組織図がないと1回見ただけでは分からなくて。
感情移入できるような人間ドラマの部分がほとんどないというのもあります。
TVシリーズからのファンには楽しめそうですけどね。
アクションシーン以外は、割と動きのない会話劇で、その部分については飽きられないようにカメラワークやアングルを駆使してる感じも。
また、人間の意思ではコントロールできない生理現象（腹痛、汗など）や動物（ネズミ）などを上手く使って見せ場を作ってるなと思いました。
キャストで素敵だなと思ったのは、IMFを解雇された元スパイでコンピューターに強い黒人ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス。笑顔がキュートです。
毎回映画を見終わったら、プロット分析をノートに書いていってるんですが、今回はちゃんともう一回見ないと難しそうです…。
